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『児童ポルノ規制の新たな展開-創作物をめぐる国内制度の現状及び国際比較による課題-』渡辺真由子著(要約)

<著者からのメッセージ>

本研究では、「実在しない子どもを性的に描くマンガやアニメ、ゲーム等の表現物」(以下、「創作子どもポルノ」)の規制に関し、国際社会の枠組みとは日本の規制状況が取り組みを異にするという課題において、それらが一致していない要因に着目する。その上で、子どもの性に関する人権保護へ向け、国際規範との整合性を確保するために必要な方向性を提示している。

児童ポルノ規制をめぐる従来の主な研究が「表現の自由」の観点から議論されてきた中、本研究は「人権」の観点から、新たな児童ポルノ規制のあり方を考えることを目指したものである。

本研究の提言は、我が国における創作子どもポルノ規制の法整備のあり方にまで踏み込んでいる。

折しも2020年に東京オリンピック・パラリンピックを控え、日本の漫画やアニメを海外に発信する「クール・ジャパン戦略」が政府を筆頭に推進される中、我が国には今こそ、創作子どもポルノ規制において、国際規範に沿った人権感覚を適用することが望まれる。

国際規範における創作子どもポルノの扱いと比べ、日本の法規制における創作子どもポルノの扱いに相違が生じている要因を明らかにした本研究は、創作子どもポルノを規制する立法措置を実現させるための具体的な道筋を示した。


-目次 Contents-

1.研究の概要    

2.研究の背景    

3.研究の目的    

4.研究の手法    

5.考察       

6.提言       

7.研究の意義      

8.おわりに     

9.章立て      

10.Abstract  

(Total 12 pages)


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